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水を通してココロ・カラダぐんぐん!お母さんたちの子育てを応援するマガジン

2017.09.26 | スペシャル

アスリートの子育てに大切なことは?【第5回】 入江陵介選手のお母さまのインタビュー連載

【最終回にお届けするのは、子育て奮闘中のママに向けたエール!】

「【第1回】子どもと一緒に親もスクスク ~幼児期、思春期、それぞれの時代の子育ての様子を教えてください!~」はこちらから

「【第2回】アスリートの卵を支えるママの言葉と接し方」はこちらから

「【第3回】子どもたちの健やかな成長に欠かせない食と環境」はこちらから

「【第4回】一瞬一瞬を見逃せない、子育ての喜びについて」はこちらから

5回にわたってお送りしてきた連載も、いよいよ最終回。現在、子育て中のお母さんたちへのメッセージをいただきました。

ご自身の子育て経験だけでなく、働くママとして奮闘しているお嬢様の育児を踏まえた「お母さん独りで頑張りすぎないで!」という言葉が胸に響きます。陵介さんとお孫さんの思わぬ共通点にほっこりするエピソードも披露していただきましたよ。


第5回  頑張っているママたちへ
~先輩ママとしてお母さんたちへアドバイスをお願いします!~


お母さん、独りで頑張りすぎないで

今、長女が子育てをしながらパートタイムで助産婦として働いていますが、女性が育児と仕事を両立するのは大変ですよね。子どもとの時間を取りたいけれど、そうすると社会復帰は遅くなるわけで…、彼女も悩んで今の働き方を選んでいました。

私自身、3人の子宝に恵まれて大変な部分もあったんですが、それ以上の幸せもあったので頑張ってほしいなと思っています。でも、独りで頑張りすぎるのはダメですよね。私もできる限りの手伝いはしたいので、孫ができた時点で自分の仕事を辞めました。

子どもは皆で手伝って大きくすればいい

子どもはお母さんが独りで育てるのではなく、皆で手伝って、皆で大きくすればいいのだと思います。おばあちゃんでも誰でも、頼れる人がいるなら頼ってください。お孫さんがいらっしゃる方は、1時間でも2時間でもいいので、お母さんが買い物に行く時間や、ちょっとでも寝られる時間をつくってあげてほしいです。私の場合は夫が家事も子育てもかなり助けてくれました。いくら子どもが可愛くても、少し離れて自分の時間を持ちたいときはありますもんね。


ゆっくりで大丈夫、よその子と比べないで

お母さんが育児を全部抱え込んで子どもばかり見ていると、どうしたらいいのか分からなくなって、よその子と比べちゃったりするんですよね。うちの孫は2歳になっても全然おしゃべりしなくて…。保育園の参観日でも1人だけ歌わないんですよ。娘と私と2人で見に行ったからまだ良かったですけど、ママだけで行っていたら、成長差はあると分かっていても落ち込んだかもしれません。でもね、しばらくしたら孫も話せるようになって、参観日でできなかったこともできるようになって…。そうするとうれしいんですよ!

今、娘は彼女自身も習っていた水泳、ピアノ、そろばんを孫にやらせています。この間、クロールのテストがあったんですが息継ぎ下手くそでね、背泳ぎみたいになってるんです。陵介の小さいときと一緒で、びっくりしました(笑)

(最後に)

インタビュー後、「陵介のブログが更新されると、繰り返し見てしまって、夫に何回見てるんやって言われるんです」とニコニコ笑っていた入江さん。気さくにいろいろなエピソードを話していただき、ありがとうございました。

そして最後までご覧いただいた皆さま、ありがとうございます。

この連載から、何か子育てのヒントを得ていただけたなら幸いです。

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