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水を通してココロ・カラダぐんぐん!お母さんたちの子育てを応援するマガジン

2017.03.28 | 水

お風呂でできる水慣れレッスン

「習っているお稽古ランキング2016(ケイコとマナブ.net調べ)」で昨年に続きトップに輝いた「水泳」。実に全体の約4割以上が習っていて、2016年の調査では未就学児から高校までのすべての世代で1位となりました。
それほど人気が高く、子どもに習わせたい水泳ですが、いきなりプールデビューさせるのはちょっと心配ですよね。そこで今回は、イトマンスイミングスクール昭和の森校の高橋先生にお風呂でできるとっておきの「水慣れレッスン」について教えていただきました。


①シャワーごっこ


プールにはシャワーが付きものですが、苦手なお子さんもいます。まずはシャワーに慣れるようレッスンです!
☆足元にシャワーをかけます。
☆徐々に上へ移動させていき肩の位置まできたら、頭部は後ろからかけます。
☆最初は手で顔を覆わせ、慣れてきたら手を外して直接と、段階を踏むことが大事です。
<ポイント!>
湯船の中で子どもとシャワーをかけあう「シャワーごっこ」など、遊び感覚で慣らしていくのも効果的です。


②水とあいさつしよう!


水にかかることに慣れたら、今度はたまった水に顔をつけるレッスンです。
☆湯船の中でお母さんとお子さんが向き合います。
☆お母さんの両手に水をため、そこに「こんにちは!」とお辞儀をしながら顔をつけます。
<ポイント!>
お子さんが安心してできるよう、最初はお母さんが見本を見せてあげるようしましょう。


③鼻からブクブクしてみよう!


顔を水につけられるようになったら、次は泳いでいるときの呼吸動作レッスンへ。水上で口から息を吸って、水中で鼻から息を吐くことを繰り返し練習しましょう。
☆お母さんの手や洗面器などに水をため、お子さんの鼻の下に当てます。
☆そこへ、息をブクブクと吐き出させます。
<ポイント!>
水の中で鼻から息を出すのが難しい場合は、ティッシュで鼻をかむことから始めてみましょう。鼻から息を出す要領がつかめれば、水中でのブクブクもすんなりと!


④水の中の世界を見てみよう!


いよいよ最後は水中で目を開くレッスンです。
☆ぬるま湯をためた洗面器に顔をつけ、目をぱちぱち開閉します。
☆次に、沈むおもちゃを洗面器に入れたら「お水の中ではどう見える?」などと好奇心を刺激し、目を長く開いている練習をします。
<ポイント!>
慣れてきたら、湯船に沈めたおもちゃを取る遊びへとステップアップしましょう。


ここまでできれば、プールデビューはぐっとスムーズになります。
ゲームのような「水慣れレッスン」でお子さまの水への恐怖心を和らげ、水泳の時間が楽しくなるよう背中を押してあげましょう。

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