2018.09.25 | スペシャル
イトマン家お父さんの育児コラム 第8回 ダンス(年齢1歳4ヵ月)
親子が一緒になって楽しむことが大切。
我が家では、子どもが生まれた時から幼児向けのテレビ番組を一緒に見ていて、流れて来る歌や踊りに合わせて僕も妻も一緒に歌ったり踊ったりしていました。
それを見て子どもも興味を持ったようで、1才ぐらいになると、「あ〜!」と声を出して歌ったり、ダンスとまではいかないのですが、足踏みとかをするんです。
テレビが点いていない時でも、例えば「おもちゃのチャチャチャ」を歌ったら、「チャチャチャ!」と言いながら足踏みをしたり、ベビーサインとまではいかないのですが、「一緒にやって」と促すとすごい喜ぶんですね。
僕と妻が楽しそうにやっているからこそ、いろんなことに興味を持ってくれることがそれで分かりました。
それは水泳でも一緒です。
なかなか進級できない時もあると思うのですが、お母さんが「ここは出来てたよ。すごいね!」と楽しそうにしていると、子どもも「お母さん喜んでくれている!」と、前向きになれると思います。
そして合格して進級できて、またお母さんが喜んで楽しそうにしていると、子どもはさらに頑張れますし、お母さんが笑顔でいることも楽しいという状況になるんです。
だから普段の生活の中でも、いろんな事をまず親が楽しんで見せてあげると、子どもの成長にも良い影響を及ぼすのかなと思います。
お父さんも含めて家族で“うれしさ度”を高めて。
子どもといつも一緒にいる時間が長いのはお母さんなので、まずはお母さんが楽しむのはいいことだと思います。
さらにお父さんがいるときにはお父さんも一緒になって楽しんであげるのがいいのかなと思います。お母さんは楽しそうなのに、お父さんはつまらなそうにしていると、子どもはそれをちゃんと見ています。
私は休みの時に子どもと一緒に児童館とか商業施設に行くこともあります。そこで、他の家族の様子も目にするのですが、子どもが遊べるスペースではしゃいでいても、それを見ずにスマホを見ているお父さんが多いなと感じます。
子どもといる時には一緒に楽しむのが、家族で“うれしさ度”を高めるポイントになると思います。
水泳にしても、普段は仕事でお父さんが一緒にプールに来ることはなかなか無いとは思います。
お母さんから子どものスイミングの様子を聞いておいて、例えば食事の時に、「お母さんから聞いたよ。こんな事できるようになったんだ、すごいね!」とか、言ってあげることが必要かなと思います。
お母さんに褒められるのも大事なんですけど、お父さんにも褒められると子どもは二回うれしいですからね。
そんな風に家族でいろんな情報を共有することが、子どもはもちろん、家族みんなの“うれしさ度”を高めることになると思います。