2020年8月26日
競技会も少しずつ再開されてきています。
春日井校の今年度最初の公認競技大会は9月となります。そこで、夏のトレーニングの成果が出せるよう残りの期間をしっかりトレーニングしていきましょう。
今回は、ウォーミングアップについてお話していきます。
試合当日などでは、その日の結果を左右する重要なポイントとなります。
アップを行うことで、循環器系が活発に動き筋肉に多くの酸素を運べるようになると同時に、筋肉が素早く酸素を消費できるようになります。更に、間接や筋肉のストレッチの効果もあり、怪我の予防になります。
アップを行い可動域が広がれば、日頃のトレーニングで身につけた技術や力を十分に発揮できます。
試合当日のアップでは、泳ぎのチェックをしつつ身体の可動域を広げていき、心拍数を上げ循環器系を目覚めさせ、日頃の成果が発揮できる状態に仕上げていくことが常用になります。
次にウォーミングアップにおける要素についてです。
1.運動強度
運動強度が高すぎると疲労の原因になります。運動強度は高すぎないことが望ましいです。ただ、アップはレースのリハーサルです。レース本番でのスピードは確認しておく必要があります。
2.所要時間
状況によって異なるが、目安として40分~60分。
3.終了のタイミング
状況によって異なるが、目安としてレース60分前。
4.レースペース
出場する距離で変わってくるが、レースを想定して泳速を上げておく。
5.スプリント
スタートダッシュ等 ゴールタッチの確認。
6.クールダウン
上記内容を組み合わせ行う。しかし、一番良いのは自分自身を良く理解し、どのような流れでなにを行えば身体の動きが良くなり、レースで良いパフォーマンスができるかを考えて実践する。(量をこなした方が身体の動きが良いのか、ドリル等で感度を上げてスタートダッシュを行ってレースイメージを高めて終える 等)
自分の事をよく理解して、自分にとって何が最善かを考えて実践することが重要です。