選手の活動記録

2020年9月14日

バタフライキック

少し間が空いてしまいましたが、引き続きバタフライについてお話をしていきます。

今回はキックとタイミングについて、お話していきます。

キックには二つのキック動作が入ります。

蹴り上げ(以後アップビート)と蹴り下げ(以後ダウンビート)の二つになります。

アップビートは、胴体よりもやや浅い位置まで脚を持ち上げたらアップビート終了です。動作のほとんどは膝を伸ばし、膝から下は十分に脱力した状態になります。

ダウンビートは、股関節の動きによって大腿部(太もも)を下方へ打ち下ろした直後に膝を伸ばします。脚全体が胴体よりも下がり、膝が完全に伸び切ったらダウンビート終了です。

ダウンビート後のアップビートは、意識して脚を上げるのではなく、ダウンビートで蹴り込んだ反動で脚が上がるイメージで行います。

また、キックで推進力を発揮する為に足首の柔軟性は必須です。足の甲が後ろを向いている際に推進力を発揮する為、足首が柔軟だと足の甲が後ろを向く時間が長くなり、より多くの水を後ろに送ることができます。練習前後でストレッチ等を実施して、柔軟性を高めることを心がけましょう。

次回はタイミングです。