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水を通してココロ・カラダぐんぐん!お母さんたちの子育てを応援するマガジン

2017.08.29 | 育児

ベビーマッサージでココロとカラダを健やかに【後編】

親子のコミュニケーションやスキンシップが大切だと聞いているけれど、具体的にどんなことをすればいいかわからない」というお悩みをよく耳にします。特に、言葉が通じない赤ちゃんと上手にコミュニケーションをとるのは困難なもの。そして、赤ちゃんにとっても、ママやパパに思いがきちんと伝わらないことはストレスになります。
そこで全2回シリーズで赤ちゃんたちのストレスを軽減し、また親子のコミュニケーションやスキンシップにも最適な「ベビーマッサージ」をご紹介します。


「ベビーマッサージでココロとカラダを健やかに【前編】」はこちらから


【後編】ベビーマッサージのポイントと正しい方法

後編は、具体的なベビーマッサージのポイントと方法についてご紹介します。


◎ベビーマッサージのポイントについて


  • 赤ちゃんもママやパパも、リラックスできる安定した姿勢で行います。
  • ベビーマッサージは、赤ちゃんと目を合わせて話しかけながらゆったりと行います。
  • やさしくなでるぐらいの「ソフトタッチ」でさわること。手のひら全体を肌に密着させて、ゆっくりと動かすのがポイントです。
  • マッサージは体の中心から先のほうへなでていくようにします。赤ちゃんの心臓は発達途中なので、大人と同じように心臓に向かってマッサージすると負担が大きくなってしまいます。また心臓から遠い右側からはじめ、徐々に左側に向かってマッサージしていくのがポイントです。
  • 1歳未満はそれぞれのマッサージを2~3回、1歳以上は5~6回が目安です。マッサージ時間は10~15分程度に。摩擦がおきるので、あまりやりすぎないようにしましょう。


◎ベビーマッサージの方法


下図にある各数字の動きを参考にしながら、以下①~⑦のマッサージにチャレンジしてみましょう


1. 赤ちゃんの右足を両手でつかむようにし、太ももから足先に向かってなでおろします。左足も同様に行います。


2. 親指のはらを使って、赤ちゃんの足の裏を足の親指から小指に向かってなでます。赤ちゃんの指の付け根を持ち、やさしく回して離します。親指から小指まで1本ずつ行います。


3. 手のひらをおなかの上に置き、大きくゆっくりと時計回りの円を描きます。


4. 肩から指の先までを一連の流れでやさしくなでさすります。指先まできたら、すっと手を抜くようします。


5. 下から右側のおしりを軽く持ち上げます。内側から外側に向かって円を描くようにマッサージします。左側も同様に行います。


6. 赤ちゃんをうつぶせにし、首の付け根からおしりに向かって、両手のひらで背中全体をなでさすります。


7. 手首から肩、おしり、足首へと長いワンストロークでなでおろしたら、終了です。


親子のコミュニケーションやスキンシップを豊かにする、ベビーマッサージ。お子さまの健やかな成長を促す一つのツールとして、ぜひ参考になさってください。


イトマンスイミングスクールでは、「ベビーマッサージ」をベビークラスの体操の一部として実施しています。ベビーマッサージを取り入れているのは、赤ちゃんとの充実したふれ合いや、親子のコミュニケーションをとるきっかけづくりにしてほしいという想いからです。私たちは水泳を通して、親子の大切なスキンシップの時間を過ごしてほしいと考えています。(イトマンスイミングスクール神戸御影校 羽谷先生)


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