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水を通してココロ・カラダぐんぐん!お母さんたちの子育てを応援するマガジン

2017.09.12 | スペシャル

アスリートの子育てに大切なことは?【第3回】 入江陵介選手のお母さまのインタビュー連載

連載第3回のテーマは、子どもたちの健やかな成長に欠かせない食と環境!


「【第1回】子どもと一緒に親もスクスク ~幼児期、思春期、それぞれの時代の子育ての様子を教えてください!~」はこちらから

「【第2回】アスリートの卵を支えるママの言葉と接し方」はこちらから


最近では育児本などでも、すっかり定着した食育というワード。入江陵介選手を育んだ「食」とはどのようなものだったのでしょうか?

さらに、入江家流の育み環境についてもうかがいました。特別なことはしていないとおっしゃるものの「子どもが賢く育つ方法」として最近話題の「部屋にこもらない」スタイルを当時から実践していたようで…。ぜひ子育ての参考にしてくださいね。


3  元気をつくるごはんと環境
~食育や育みの環境づくりで大切にしていたことはありますか?~
熱いものは、熱いうちにできたてを


うちの子たちは、あまり食べ物の好き嫌いが無かったのもあって、食育で特別なことはしていません。もっとしっかりやれば良かったと反省してるくらいで(笑)

水泳の朝練から帰ってすぐ学校なので、トーストを焼いている時間もなく、菓子パンを食べさせたりとか…。ただ、夕飯は必ずできたてのアツアツを出すようにしていました。揚げ物でも何でも練習後に食べられるよう、下準備をしておくんです。

最近、陵介のブログを見ていると自分で料理や食事管理をしていて「私より上手やん!」なんて驚いてます。

家ではやらなかったのに、ちゃんとやるんだなって(笑)


部屋にこもらず、ちゃぶ台を定位置に


環境づくりのために意識したわけではないんですが…わが家ではリビングのちゃぶ台に家族が集まるので、誰も個室にこもらなかったんです。子ども部屋では勉強もしないですし、いつもちゃぶ台でわいわい。最初は普通にイスとテーブルを置いていたんですが、使わないので取り払ってしまって。お客さんには「足がしびれる」と嫌がられています(笑)

プライバシーは無いといえば無いんですが、自然に会話も増えますし、その時々の子どもの様子が分かりますよね。


子どもを独りにしない、喧嘩をしない


夫婦のルールとして、子どもの前で喧嘩をしないようにしていました。これができたのは、主人の協力が大きかったですね。家庭の役割分担として、子育ては私のパート。子どものことで私が突っ走りがちになっても、主人は「違うんじゃない」と言うこともなく、黙って優しくうなずいてくれていたんです。

あとは、私は午前中だけ実家の仕事を手伝い、子どもを家で独りにしないようにしていましたね。子どもたちが学校や練習から帰って来たときに、まず顔を見たいですから!


(次回予告)

第4回目は、子育ての喜びについて。3人のお子様が成人された今、思うことについてもお話していただきます。詳しくはこちら

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