2012年10月13日
以前このブログにも書かせてもらいましたが、選手の練習メニューは無い知恵を絞り出しながら、
<自分で言うのもなんですが> かなり一生懸命考えています。
「今日は1コースあたりの人数が多いから、ここは追いつかないよう50mにして…」
「今日は片方のコースが壁側だから、後半は手が当たらないようにキックにして…」
「ここでかなり泳ぎが崩れるから、ここで休息させ、その後ドリルで泳ぎを整えて…」
等と、プールの中で泳いでいる選手たちをイメージしながら、どうすればその日こちらが狙う能力
をつけ(高め)られるかを考えています。
もちろん選手の練習であろうと安全第一です。 選手の体に与えるダメージと休息のバランスが
1日の中で、1週間の中で、あるいは1ヶ月の中で適切なものになっているか考え、故障やオー
バーワークにならないように気をつけています。
先日も、「〇〇が△△だから…」等と、ぶつぶつ言いながら練習メニューを作っていたのですが、
ちょっと待てよとキーボードを叩く手が止まりました。
「選手に対して甘くなってきているのではないか」 という思いが、沸々と湧き出してきたのです。
負荷の大きな練習の後は、少し回復やフォームを整えることを目的とした練習を行うのですが、
そういったリカバリー系の練習が多くなってきているのです。
併せて、大きな負荷をかけたと思っていても、実は全ての選手がこちらが狙う水準まで達して
いない(確認がしっかりできていない)ような気もします。
練習メニューを組む際は、この練習は、こういった目的で、これくらいの負荷というように、自分
の中で分類・整理し、活用しています。
「EN1」 や 「AN2」 等といった著名なコーチが提唱された、強度別のカテゴリーに分ける方も
多いようですが、負荷の強さを計るものが心拍数や記録くらいしかないので、自分としてはあま
り型にはまらずに、選手の息遣いや顔色等も参考にして調整しています。
<血中の乳酸値を計り、負荷を判断する方法もありますが…>
できるだけ選手自らの意思でしっかり追い込み、体(能力)を極限まで高め、それに見合う休息
をとることにより、その体が前よりも強くなっていくのですが、
最近、選手に対して 「つらそう」、「かわいそう」、「大丈夫かな?」 等と考え、追い込めなくなっ
ている自分がいます。
性格、体型ともに丸くなってしまいましたが(笑)、今やるべき(させるべき)ことは何かということ
を基本に、自分の指導のあり方を見直していきたいと思います。
選手たちはもちろん色んな方の意見を尊重し、取り入れていかなくてはなりませんが、自分の
信念がぶれてしまっては、結果を出すことができませんからね。 ★NO