2013年1月5日
先日、空港で搭乗の手続きを待っていたところ、「こら〜っ、そんなことしちゃだめだぞ」 という男性の
声が聞こえました。
何だろうと思い声がした方に目を向けると、小さな子どもが動く歩道を逆走していました。
その後も、お父さんと思われる男性が、「危ないぞ、戻ってきなさい」 と声をかけますが、その子ども
はお構いなしで走り続け、最後は少し下り傾斜があるところで前のめりにバッタ〜ン。
ケラケラと笑いながら、横たわったまま終点まで移動してきた子どもを、お父さんと思われる男性は
スッと引き上げながら起こし、人目を気にすることなく厳しく叱っていました。
あまり見てはいけなかったのかもしれませんが、その男性がとられた行動にちょっと感心しました。
周りの方の邪魔にならない場所へ移動し、しゃがみこんで子どもと同じ目線になり、しっかりと子ど
もの目を直視しながら、威嚇するような話し方をせず、なぜ歩く歩道を反対に進んではいけないか
を、子ども本人の安全のため、周りの方へ迷惑をかけないための2点から、分かりやすく説いてい
るのです。
そして、その言葉には、2度とこんなことをしてはならないという、父親?からの命令(思い)が込め
られているように感じました。
お若そうな男性だったのですが、いやいや立派な方だなと感心するしだいです。
家庭や仕事において、身内ましては他人に何かを注意することは、案外勇気がいるものです。
かわいそう、嫌われたくないといった気持ちが、注意する(叱る)といった行動を躊躇させるのです。
しかし、そのまま良くないと感じる行動や流れを放置していたら、相手やその人が属する組織が
悪い方向に向かってしまうのではないでしょうか。
特に子どもの教育という面では、先の男性のように厳しく叱る必要もあるのではないかと思います。
自分のためではなく、子ども(相手)のためにあえて叱る、これはひとつのやさしさなのではないか
と個人的には考えます。
偉そうなことを書きましたが、私も含めて「叱れない人」、「叱られ弱い(経験の少ない)人」多いで
すよね…。 ★NO
