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2013年7月14日

知っていましたか??Part.3

皆さんこんにちは。

知っていましたか Part.3は「水泳が喘息になぜ適切な運動なのか??」

です

 

喘息だから水泳を始めた・・・昔からそんな話をよく聞きますね。

イトマンからオリンピックに出た選手の中にも喘息をきっかけに水泳を

始めた選手が何人かいます。

水泳は、気管支を鍛えるから・・・とのイメージがありますが、実は気管支は

鍛えて良くなるものではないそうです

では、なぜ水泳が喘息に適切な運動なのかと言うと・・・

喘息を患っている人は、運動をするとゼーゼーという(喘鳴)

が起きやすくなります。

喘息だと、運動した後の呼吸機能が普通よりも低下するそうです。

その為、気管支が過敏になり喘息の発作が起きてしまいます。

健康な人も、身体を鍛え体力・筋力がつくと、同じ運動をしても

息が上がりにくくなりますが、喘息の人も同じように体力・筋力をつける

ことで、息が上がりにくい身体作りと同時に、喘鳴も出にくくなるんですよ

つまり、適度な運動で体力をつけることで、発作が出にくい身体になれます。

 

水泳が喘息に適している訳は・・・

1 正しい呼吸法を学ぶから

 泳ぎに合わせて呼吸を行うので、規則正しく呼吸を行う訓練ができ、

 心肺機能を向上させることができる。

2 ホコリの少ない環境だから

 他のスポーツに比べると、喘息の発作の原因になりやすいダニ・ホコリが

 プールサイドには少ない。

3 水の抵抗という適度な負荷がかかるから

 他の運動に比べると、水に浮く水泳は負担が大きくなく、

 その中で、全身運動を行うことができる。

4 水に入ることで、抵抗力がつくから

 水泳は皮膚の体温調節機能も鍛えることができるので、身体の抵抗力を

 つけ、風邪をひきにくくなる。

5 季節に関係なく、室温・湿度が管理されているから

 喘息の発作の原因となる「冷たく乾燥した空気」はプールサイドにはない。

 

 このような理由から、水泳が喘息に適した運動であると言われています。

 喘息だからと悩まずに、今こそ水泳を始め、継続してください

 イトマンスイミングスクール玉出校では、皆さんの笑顔をお待ちしています