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2011年10月17日

こむら返りについて

 

おはようございます。コーチの中谷です。

 

先日の成人クラスの方から最近寒くなったせいか、

よく「足がつる」と話を聞きました。

俗に言う「こむらがえり」なのですが、

こむら返りになるメカニズムと対策についてご紹介したいと思います。

 

こむら返りの発生メカニズム

「こむら返り」=「足がつる」2つは同じ意味です。

この「足がつる」という状態は、筋肉が引きつったように痙攣を起こします。

そして「こむら」というのはふくらはぎのことです。

つまり「こむら返り」というのは、本来、ふくらはぎがつった状態を

指すべきものなのです。

 


しかし、ふくらはぎの筋肉は非常につりやすいため、いつしかそれが

筋肉がつった状態を指す言葉として一般的になりました。

私も運動中だけでなく、就寝中にもよく発生します。

 


筋肉がつる原因はいくつかあります。

筋肉の長時間にわたる緊張や極度の疲労による筋肉の収縮、

またはミネラル不足による筋肉の異常収縮、水分不足、冷え、血行不良

などが代表的なものです。ただ実際には、これらが複合された場合に

発生しやすいといえます。

 


症状としては、筋肉に違和感を感じた後、引きつったような状態で硬直し、

痛みも伴います。つった筋肉の部位が多少盛り上がって見えるでしょう。

 

対処方法ですが、「つった部分の筋肉をゆっくり伸ばすこと」です。

 足の力を抜いて、片手で痙攣している足の膝を押さえる。

 もう一方の手で足の5本指全部を上体に向かってゆっくり曲げます。

(下記のイラストを参照してください)

 

 

伸ばしている筋肉にかけている力を弱めたときに、痙攣が再発しなければ

ゆっくり脱力し、その部位を弛緩させましょう。

その後はマーサージも有効です。

 

最後に足がつった時など、私もよく使う「ツボ」をご紹介します。

承筋、承山、足心
ふくらはぎの中央ライン上に、承筋、承山と呼ばれるツボがあります。

 また足心は、足裏のちょうど真ん中に位置するツボです。

(下記のイラストを参照してください)


刺激法
承筋、承山のツボに重点を置きつつふくらはぎ全体を、
指を使って

よくもんでください。足心へは、こぶしで30回ほど叩くとよいでしょう

 

        

ツボについては毎日刺激していると大幅に改善されると

以前聞いたことがあります。

しょっちゅう足がつる方は一度お試しになってみては?? (^O^)