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2011年10月20日

水温と水泳時の体力消費について

 

こんにちは。体重が中々落ちず、基礎代謝量を測っていますが、

こちらも中々上がらず、少々困っているコーチの中谷です。

 

今日は「水泳の体力消費」について他のサイトを参考にしながら

ご紹介したいと思います。

 

運動によって筋肉を動かすことは多くの熱を生み出します。

そうなると体は汗をかいて、汗が蒸発することによって熱を奪い

(この「熱」とは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱の事です)

体温を下げようとします。

このとき陸上で活動している場合は、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、

体温があまり下がらないため、汗をかくばかりになって脱水症状に

なりやすいのです。


対して陸上のスポーツは、条件次第では熱中症になる危険が潜んでいます。

その点水泳は、水が体の熱を適度に冷ましてくれます。

身体からの放熱量が発熱量を上回るため、熱は身体から水に移動し

体のオーバーヒートの可能性が少なくなります。


ただし、常に身体から熱が奪われていますので、

長時間水中にいると寒さを感じるようになります。

また、水中での体温維持には、筋肉の収縮とともに皮下脂肪も大きく

関与しているので、皮下脂肪の少ない人は体温低下が早くなります。

大人に対して子供は早く熱を失いやすく、水中での運動量の少ない

水泳初心者なども水を冷たく感じる時間は早くなります。

体温が奪われ寒さをおぼえるようなときは、採暖槽等の施設を積極的に

利用して、体力の回復に努めてください。

 

 


イトマン名古屋中村校は、それより少し高めの30℃に調整されています。

これは、水温による基礎代謝量への影響が最も少なく、

ゆったりとした軽〜中程度の連続した運動を続けるために震えを起こさず

水中にとどまることができる水温なのです。

特に初心者・幼児・高齢者・身体障害者にはこの30℃前後の温度が

良いとされていますWink

参考サイト:FACE