スタッフブログ

2010年9月29日

ノブレス・オブリージュ

9月23日から26日までの4日間、国立科学スポーツセンターにおいて、日本水泳連盟が主催す

る 「エリート小学生研修合宿」 という、小学生のトップスイマーたちを集めた全国規模の合宿が行

われました。

この合宿は8月末に行われた、全国JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技大会において、小学

ランキングの2位(今回は3位)までに入賞した選手が参加できる、リオデジャネイロオリンピックを

視野に入れた合宿です。

 

「そんな小さいうちからガツガツ鍛えるのはいかがなものか?」 という声も聞かれますが、この短

期間で技術や体力を大きく伸ばそうといった狙いではなく、あくまでも将来オリンピックを目指す

トップスイマーとしての行動や言動、基本的な考えについて学んでもらう点に主眼を置いています。

 

「ノブレス・オブリージュ」 もともとは 「王族はより多くの義務を負わなくてはならない」 といった意味

で使用されていたようですが、最近では 「富裕者・有名人・権力者は社会の模範となるように振る

まうべきだ」 という社会的な責任に関して用いられているようです。

トップスイマーを含め一流のスポーツ選手も例外なく、このノブレス・オブリージュが求められます。

そして長年の経験からも、社会的な責任が果たせない選手や、周囲への感謝の心を持てない選手

は、残念ながら大成できないことが多いように感じます。

 

総務として参加して、まだまだ改善点を感じる合宿ではありますが、参加されるコーチの皆さまも

含め、競技能力以外でトップ選手(コーチ)に必要なものを何かしら感じ取って頂き、各スイミングへ

戻られてからも確実に実践して頂いていれば、この合宿の参加者の中からオリンピック選手を輩出

する(メダルを獲得する)のも夢ではないと思います。