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2019年8月3日

子どもの「水がこわい!」を克服するコツ、教えます!1

子どもの「水がこわい!」を克服するコツ、教えます。

 

「習っているお稽古ランキング2016(ケイコとマナブ.net調べ)」で2年連続トップに輝いた「水泳」。未就学児から高校までのすべての世代で1位、なんと、全体の約4割以上が習っているそうです。
それほど人気が高く、習わせたい水泳ですが、子どもをプールデビューさせるのにはちょっとした勇気が必要ですよね。特に、お子さまが水をこわがったり、嫌っていたりしたらなおさらです。そこで今回は、イトマンスイミングスクール名張校の織田先生に「水嫌いを克服するコツ」について教えていただきました。

まずは、水嫌いの原因について知ることが大事です。原因がわかれば、おのずと解決策が見えてきますよ。

 

☆顔に水がかかることを嫌がる場合

 

<原因・対策>
顔に水がかかるのを嫌う子どもは、呼吸をするための口や鼻に水がかかることで、普段どおりの呼吸ができなくなることが原因。上手に息ができず、溺れる!という恐怖心を抱いてしまうのです。体のほかの部分に水がかかっても大丈夫なのに、顔に水がかかるのを極端に嫌がるのはそのせいです。この場合、とにかく安心させることが大事。まず、お子さまがママやパパに水をかけることからはじめ、遊びの中で、また歌いながら徐々にお互いで水をかけあうなどしていき、自然と水に慣れさせます。お子さまが楽しめる工夫をしましょう。

<ポイント!>
足や手などからはじめ、慣れてきたらだんだんと顔に近づけていくのがポイント。お子さまの反応を見ながら、焦らず少しずつ慣らしていきましょう。

 

☆鼻に水が入ることを嫌がる場合

 

<原因・対策>
水中では呼吸を意識しないと、鼻に水が入りツーンとした痛さを覚えてしまうことがあります。これが嫌がる原因になりますので、まずは口を閉じて「んー」という発声練習をしてみましょう。水面上で息をしっかり吸い、水中で口を閉じて優しく「んー」と言うことで、自然に鼻から息を吐けるので、水中に入ったときも鼻に水が入らないようになります。

<ポイント!>
勢いよく息を吐き出してしまうと、かえって鼻が痛くなってしまう場合があります。焦らずゆっくりと息を出すようアドバイスしてください。「みかん」、「ペンギン」などと言いながら練習するとお子さまが楽しみながらできますよ。