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2019年8月4日

子どもの「水がこわい!」を克服するコツ、教えます!2

☆耳に水が入る気持ち悪さを嫌がる場合

 

<原因・対策>
耳に水が入ってしまったら、入った側が下になるようゆっくりと頭を傾け、水が抜けるのを待ちます。水が入った側の耳に空気が入らないよう手でしっかりと覆い、水が抜けるのを待ちます。

<ポイント!>
よく頭をトントンとたたいて出そうとする人がいますが、実は効果は薄く、脳へのダメージも大きくなります。綿棒で耳の中の水分を吸い取るのもNG。耳の中を傷つけてしまい、外耳炎・中耳炎の原因になります。気をつけましょう。

 

☆水の中の暗さを怖がる場合

 

<原因・対策>
水中で目を閉じているのが原因です。「水の中に魚がいるよ〜」「ジャンケンしよう」など声掛けをし、水中で楽しいことが待っているから「目をあけよう」と思ってもらえたら、怖さがなくなっていきます。少しでも目を開けられるようにシャワーの下で歌を歌いながら瞬きをするのも効果的です。

<ポイント!>
ゴーグルを使えば水の中で目を開けられるというお子さまもいますが、ゴーグルが外れたときにパニックになってしまうことがあります。ゴーグルをつけずに目が開けられるようトレーニングしておきましょう。

 

 

水嫌いを克服するには、とにかく少しずつでも水に慣れさせることが大事。お母さま、お父さまの「○○くん、すごい!」、「○○ちゃんのかわいいお顔をみせて!」という前向きな声掛けがお子さまの自信になり、次のステップに繋がります。日々のお風呂や夏休み中のお出かけシーンで、親子のコミュニケーションを楽しみながら水遊びをし、いつのまにか水が怖くなくなった‥という自然なステップアップをめざしましょう。