2020年9月14日
今回は、赤ちゃんの年齢別の成長と遊びについてお話します。
◆0歳児の成長◆
0歳の1年間は最も成長の度合いが大きい時期といえます。自分以外の人間と関わり、周囲に興味を持っていく過程の基本となる時期です。寝る・泣くなどという本能的な反応から、徐々に周囲に興味を持ち始めていきます。また、ハイハイをするようになってくると、さらに行動範囲が広がり、周囲への興味も拡大していきます。赤ちゃんの好奇心を育ててあげましょう。
◆0歳児の遊び◆
皮膚で感じる刺激は、他の五感の刺激とは違い、直接脳に届きます。そのため、たくさんスキンシップをとることは、脳に刺激を与え、赤ちゃんの成長を促すことに繋がります。手足をさすってあげたり、優しくくすぐったりしてみましょう。また、高い高いをすると赤ちゃんの視野も広がり、周囲への興味もさらに広がっていきます。
プールの中では、体操や抱っこをしながらプール内を歩くことで赤ちゃんとスキンシップを取ることができ、安心感を与え水を楽しむようになります。
◆1歳児の成長◆
1歳頃からだんだんと一人歩きが始まり、行動範囲も広がります。好き嫌いがはっきりとし、自分でやりたいという気持ちが育ち、自我が芽生えてくる時期です。様々なことを体験し、自信をつけさせてあげましょう。
◆1歳児の遊び◆
だんだんと歩くようになるため、行動範囲も広まり、その分様々なものに興味を持ち始めます。また、この時期は、だんだんと自分の意志で行動をするようになり、考えて何かをしようとする姿が見られる時期です。プールの中でも、ボール・おもちゃなどがあったり、すべり台・ジャンプなど様々な遊びを行いますので、お子様の興味や「これやりたい」という意志を大切にしながら練習を行っていきましょう。
◆2歳児の成長◆
2歳を過ぎるころには、身の回りのことも少しずつ自分ででき始め、「こうしたい」という意欲や欲求も高まる時期です。その一方で、何を言っても「イヤ」という第一次反抗期にも入っていきます。子供の気持ちを受け止め、「自我」を大切に育てていきましょう。
体全体が器用になってくるので、自分自身でどんどん遊びを広げていくことができるようになっていきます。歌や音楽に合わせて体を動かしたり、ごっこ遊びで様々な役を体験するなどして子供の想像力を育てていきましょう。また、1人遊びに集中している時は、そっと見守ってあげましょう。
プールの中では、リズム体操で体を動かしたり、ワニさんになってフロアー上を移動したり、カニさんのようにプールサイドにつかまりながら移動するなどの練習があります。パパママもお子様と一緒に楽しく練習していきましょう。