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2019年6月21日

【幼児クラス・ジュニアクラス】どんな環境が子供の成長に必要なのか


年齢や泳法のみならず、ココロとカラダの両面から、お子さまの健やかな成長を促したい。それが「スイ育」に込めたイトマンの強い想いです。では、カラダの成長を支えるスイミングの特長についてご紹介します。

 まず注目すべきは、温水プールの水温が約30だということ。これは体温よりも少しだけ低めの温度設定。そのため、わたしたちのカラダは心拍数や血圧などを自動的に調整し、体温を維持しようとします。このようにカラダに組み込まれた自律神経機能をしっかりと使うことが、健やかなカラダづくりにつながっていくんです。自律神経機能が鍛えられると、交感神経と副交感神経のバランスが整ってきます。両者がバランスよく働くと免疫力が高まるため、体内に侵入してくるウイルスや細菌などによる感染を防いでくれます。

結果、風邪を引かないカラダになれるというわけなのです。

 また、湿度が高いこともプールの大きなメリットだといえます。ほこりっぽく乾いた空気中での激しい呼吸は、特にぜんそく持ちのお子さまにはNG。プールでなら、ぜんそくの発作が起きにくい環境で無理なく呼吸器・循環器系の機能向上を図ることができ、ぜんそくの改善も期待できるんです。

 さらに、浮力によって支えられる水中は、陸上とはまったく別の世界。普段の生活では不可能な姿勢や動作もできるので、空間認知能力やバランス感覚が養われるんです。ぜんそくなどによって運動を避けていたお子さまがスイミングでカラダを動かすようになったとき、水中のリラックス効果によってココロのストレス解消にもつながります。