2019年8月10日
2019夏の体験教室でのこと。
2日間受講のはじめての体験教室を受講してくれたS君。
体験初日は一生懸命に息を止めて水に顔をつけていました。頑張ろうとする気持ちのせいか、体に力も入っていたのできっと顔をつけたあとは苦しかったはず。。。
そして水に顔をつけた後は、全力で顔を拭いていました。
水になれていないお子さんは、口を膨らませたまま水に顔をつけていたり、目をギュッと瞑っていることが多いです。手を力強く握り締めているお子さんもいます。
どこか一つでもリラックスさせて顔がつけられると苦しさが無くなっていきます。
「優しくね」
「そ〜っと顔をつけてみようか」
いろんな言葉で体の力をほぐします。
そのうちに、3秒・5秒・10秒と長く顔をつけていられるように成長していきました。
また、顔をつけた後に全力で顔を拭くのは目に水が入ることが嫌なことが原因です。
(大人でも嫌ですよね・・・)
目をつむったままでは周りが見えず、その場から動けませんし、力も入ったままになってしまいます。もしも水難事故にあった時に目をつむったままで安全の確保ができるでしょうか。
まずは、水に顔をつけた後にゆっくりと目を開けてみましょう。
何度か瞬きをしてもよいです。
そうすると、目に大量の水が入らず少しずつ目に水が付くことに慣れていけます。
そのうち、水中で目を開けることもできるようになっていきますよ!
イトマンでは水中開眼のテスト項目もあるので、しっかり慣れていきましょう!
そしてS君は2日目の体験教室を終了する頃には、リラックスして水に顔をつけ、顔をごしごし拭かずに繰り返し顔をつけられるように成長しました。
体験教室で1つの成功体験を得て自信をつけたS君。
イトマンに入会し、初回の授業ではイキイキとした表情でプールに来てくれました!!
これから本格的に水泳を始め、どんどんコツを掴んで1日も早くクロールや背泳ぎを習うクラスに進んでいってもらいたいと思っています。
一緒にがんばろうね。
一緒に1級合格を目指そうね。