校舎からのお知らせ

2011年3月10日

イトマン多摩ニュース3月号☆

                            <正しいストレッチの仕方>

今年度締めくくりの月になりました。
まだ寒い日と暖かい日の繰り返しで春の暖かさは安定しませんが確実に次の季節に移り始めています。
長年当たり前になってきた準備体操(ストレッチ)も身体にすっかり馴染み、ちゃんと聞かなくても出来てる!
と思い込んでしまっていませんか?
本来、ストレッチとは筋肉や柔軟性を高める、筋肉・関節の可動範囲を広げて筋温を上げる、怪我防止と
いった目的がありますがその方法について正しく行なえているでしょうか?

ストレッチを行なう際にいくつかのポイントがありますので紹介します。
?ストレッチには反動をつけるタイプとつけないタイプがありますが現在は後者のつけないタイプが主流に
  なります。

?ストレッチを行なう際に「呼吸」を止めては効果がありません。
  筋肉は息を「細く長く吐く」事で「伸びる」のです。
  意識的に息を吐く事で有効にストレッチする事が出来ます。
   出来たら腹式呼吸(鼻から吸って口から吐く)が理想的です。
    ちなみに頑張りすぎて無理矢理?なフォームで行っている時は息をしていなかったり、短い呼吸しかして
    いない事が多く、このような場合は筋肉は逆に縮もうとしてしまうので逆効果です。

?ストレッチを行なっている際に「どこの筋肉を伸ばしているのか?」という意識を持って行なう事で有効に
    筋肉を伸ばす事が出来ます。
   お隣の方とおしゃべりしていたり無意識で行なっていては有効なストレッチを行なう事が出来ません。

?ストレッチを行なう時間ですが1ポーズゆっくり10数える位は最低行ないたいものです。
    深呼吸を2〜3回出来る時間をおおよその目安にして行なって下さい。

?ストレッチは個人差がありますので関節や筋肉の硬い方や柔軟性の高い方とさまざまです。
    ついついお隣の方と競争?してしまうような無理なストレッチは無意味ですので「マイペース」が
    大事なポイントになります。

?季節に応じて筋肉の柔軟性も違ってきます。
    寒い時期は特にゆっくりと動かすように心掛けてください。
    そしてストレッチを行なう事でほんのり体が暖かくなってきたら有効なストレッチが出来ていると確認
    する事が出来ます。

運動前の準備体操としてだけでなく柔軟性をつける事は怪我防止、体の動きに大変関わってきますので
短い時間でもいいので日頃から心がけてみてはいかがでしょうか?