2019/2/13
こんにちは!イトマングランドフィットネスの井田です。
今回は「糖質」についてのお話をしたいと思います。
「糖質」というと、身体に悪いイメージを持つ方が多いと思います。
よく「ダイエットには糖質を抜いた方が良い」という話を聞くのではないでしょうか。
実は、糖質を食事から完全に抜いてしまうのは危険です。
炭水化物は糖質(ブドウ糖)が含まれており、これは脳の活動に必要な唯一のエネルギー源です。
これを抜いてしまうと、脳は働くことができません。
脳は身体の様々な変化を起こすホルモンを分泌します。
これが休まると、身体を正常な状態に保つことができなくなります。
よって、糖質を極度に抜いてしまうと身体を壊します。
では、糖質は積極的に摂取しても良いのか?
これも難しい問題ですが、糖質を含む食品の中にも、良いものと好ましくないものがあります。
※糖質というのは栄養成分のことで、多く摂ると脂肪に変わりやすい。その分量+GI値(グリセミック指数:摂取後の血糖値の上昇度合い)を考えて、血糖値が急激に上がりにくい食品を摂るよう心がけます。糖尿病の予防のためにも♪
良い糖質というのは、血糖値の上昇がゆるやかなもの、いわゆる低血糖のことです。
脂肪を燃やす働きを邪魔せず、消化後には空腹感をあまり感じません。
一方、悪い糖質というのは、血糖値の上昇が急なものであり、高血糖のことです。
脂肪を燃やす働きを邪魔し、消化後にはかなりの空腹感を感じてしまいます。
このため、良い糖質(低血糖)の食べ物を摂取していただくことで
太りにくい身体へとなっていきます。
以下は血糖値別の食べ物の例です。
低血糖の食べ物:大豆製品、バナナ、ヨーグルト、そば など
中血糖の食べ物:パンケーキ、クッキー、白米 など
高血糖の食べ物:せんべい、白砂糖、うどん、菓子パン など
※上記はカロリー、糖質の多さではなく、GI値による
※ダイエットを目的とする場合は、糖質の多さにも注意しましょう。
大事なのは、“カロリーの高さ”だけでなく、“血糖値の上昇率がいかに高く、急ではないか”を注意することです。
良い糖質を摂取し、悪い糖質をカットする「糖質制限」を続けていきましょう。
ちなみに、問題の正解は、“せんべい“でした。
せんべいよりはクッキーのほうが血糖値は上がりにくいです^^